ホーム  >  セイユウコーポレーションの記事です。  >  お役立ち情報  >  不動産売却決済の流れをスムーズに!準備と注意点

不動産売却決済の流れをスムーズに!準備と注意点
カテゴリ:お役立ち情報  / 投稿日付:2025/04/28 09:47




不動産売却は人生における大きな出来事です。
その中でも、決済は取引の最終段階であり、多くの書類や手続きを伴います。
少しでも不安や疑問を残したまま進めると、トラブルに繋がる可能性も。
今回は、不動産売却における決済の流れを、具体的に解説します。
スムーズな売却に向けて、知っておきたいポイントを分かりやすくご紹介します。

不動産売却の決済の流れを徹底解説

決済とは何か

決済とは、不動産売買契約に基づき、買主から売主への残代金の支払い、そして売主から買主への所有権の移転を行う取引の最終段階です。
この手続きが完了することで、不動産の売買が正式に成立します。

決済の種類 現金と振込

決済方法は、現金による手渡しと銀行振込の2種類があります。
現金による手渡しは、金融機関の営業時間に左右されず、その場で取引が完了するメリットがあります。

一方、銀行振込は、高額な取引でも安全に行える反面、振込手数料が発生し、着金確認に時間を要する可能性があります。
どちらの方法を選ぶかは、売主と買主で事前に相談し、決定する必要があります。

決済に必要な書類 売主側

売主側が準備する書類は、権利証(登記済証・登記識別情報)、実印、印鑑証明書(発行後3ヶ月以内)、写真付き身分証明書、固定資産税納付書または評価証明書、鍵、引渡すべき書類(設備の説明書など)、そして司法書士への報酬、不動産仲介会社への仲介手数料などです。
抵当権が設定されている場合は、抵当権抹消書類も必要になります。
これらの書類は、事前に不動産会社と確認し、余裕を持って準備しておきましょう。

決済に必要な書類 買主側

買主側が準備する書類は、身分証明書、住民票、印鑑、残代金、固定資産税分担金、仲介手数料、司法書士への報酬などです。
住宅ローンを利用する場合は、金融機関からの融資実行が必要です。

決済を行う場所

決済は、原則として買主が指定した場所で行われます。
住宅ローンを利用する場合は、金融機関の営業部内で行われることが一般的です。
現金取引の場合は、銀行の契約室や不動産会社の事務所などが利用されます。

決済にかかる時間

決済にかかる時間は、通常1時間から1時間半程度です。
ただし、書類の確認や手続きに時間がかかる場合もありますので、余裕を持ってスケジュールを立てることが重要です。

決済に関わる人

決済には、売主、買主の他に、不動産仲介会社の担当者、司法書士、そして住宅ローンを利用する場合は金融機関の担当者も関わります。

不動産売却決済 当日の流れ

決済当日の流れは、司法書士による本人確認と書類確認、金銭の授受、領収書の授受、鍵などの引渡し、司法書士・不動産仲介会社への報酬支払い、そして最終確認という流れになります。
各段階で不備がないかを確認しながら進め、不明な点はすぐに関係者に確認することが大切です。

よくあるトラブルとその対策

よくあるトラブルとしては、書類の不備による決済日の変更、振込手数料の負担についてのトラブル、そして契約内容と異なる状況が発生した場合などがあります。
事前に書類をしっかり準備し、関係者と十分にコミュニケーションをとることで、これらのトラブルを回避できます。

決済後の手続き

決済後には、契約書類の整理、税金の申告などを行う必要があります。
譲渡所得税の申告が必要な場合がありますので、税理士に相談するなどして、適切な手続きを行いましょう。


スムーズな不動産売却のための準備と注意点

事前準備の重要性

スムーズな決済のためには、事前準備が非常に重要です。
必要書類を事前に準備し、不動産会社と綿密に連携することで、当日の混乱を防ぐことができます。

抵当権抹消手続き

売却物件に抵当権が設定されている場合は、決済前に抵当権抹消手続きを行う必要があります。
金融機関に早めに連絡し、手続きに必要な期間を確認しておきましょう。

固定資産税精算

固定資産税は、売主と買主で日割り計算し、精算を行います。
精算方法については、売買契約時に確認しておきましょう。

仲介手数料の支払い

仲介手数料の支払い方法は、売買契約時に不動産会社と確認しておきましょう。
通常は、契約時と決済時の2回に分けて支払うケースが多いです。

契約書の内容確認

売買契約書の内容を、しっかりと確認しておきましょう。
不明な点があれば、不動産会社に質問し、納得した上で契約を締結することが重要です。

トラブル発生時の対応

トラブルが発生した場合は、冷静に対処し、不動産会社や司法書士などの専門家に相談することが大切です。

信頼できる不動産会社選びの重要性

不動産売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社を選ぶことが非常に重要です。


まとめ

不動産売却の決済は、残代金の授受と所有権移転を行う重要な手続きです。
現金または振込で決済を行い、売主と買主双方が必要書類を準備します。
決済当日は、司法書士などの専門家も立ち会い、本人確認、書類確認、金銭の授受などの手順を踏みます。
不明な点があれば、すぐに関係者に確認し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
決済後も、税金関係の手続きなど、重要な手続きが残りますので、注意が必要です。

当社では不動産売却の査定を無料で行っております。
不動産売却を検討されている方は、当社にお気軽にご相談ください。

ページの上部へ